このどんより気分は、コロナのせいだけじゃないんだよね
死期が迫っている猫のタロー君のことが、いつも頭を離れないから
これで、まだ仕事があって出かけられる毎日ならば、私の気も紛れる
けれど、今はある意味幸せな事に、24時間タロー君の側にいてあげられるから
4時間ごとにタロー君にシリンジで栄養剤を注入して、夜寝る前には温かいタオルで口の周りをきれいに拭いてやり、軽くブラッシングをしてあげると、タローは心地よさそうにまた眠りに入る
それを見ながら、あと何日タロー君は生きていられるのかと考え始めると、毎晩毎晩私の悲しみの時間が始まる
はっきり言って
今、他のことはもうどうでも良い
タロー君の事だけを考えていたい
家族なのだ、私にとっては
亡き父親も、猫のタロー君も私にとっては同じなのです
治る見込みのない最期の時を出来るだけ一緒にいてあげたい
少しずつこの20年間のタロー君との思い出を振り返ると、涙は止まらなくなる
私がもっと冷たい人間だったら
ここまで心痛まないだろう
ペットが死ぬ、よくある事だ
で、済む人もいるだろうからね
何事も
内容の濃い関係は
別れも辛い
猫はね
人間の心の奥底を察知出来るからね
深い動物なのです
死に方は
誰もが自分で選ぶ事はできないんだけれど
どっちが周りの者にとっては良いのかなって思う
この世から消えるまでに、ある程度の時間がある方が良いのか
それとも、いきなり目の前から消える方が諦めがついて悲しい時間は短くて済むのか?
どっちかな、難しいね
わたし?
私はどっち道、一人で死んで行くんだから(笑)周りがどんな気持ちになるかなんて事を気にしなくても良い訳なんだけどね(≧∀≦)のびのびと、誰に遠慮することもなく、死んで行けるわけですから
家族にとっては、どっちなのかな
お別れの時までの時間があると、家族は苦しむかもしれない
ある日、いきなり死ぬと悲しむも何も、突然すぎてね
けれど、最後に見た姿は元気な姿なはずだ
長い療養生活で、ボロボロになった姿を見なくて済む
突然の死はさ
目に焼き付く最後の姿は、元気な時のイメージのままだ
けれど、
長い患いの末の死は、その痩せ細り苦しみの顔のイメージが残るからね
まさに、今のタロー君はどんどんと日毎に痩せてゆき、最期はぺったんこになるらしいからね
その姿を見届けるのは私の役目であるんだけれど…この先のその最期を想像すると、胸が詰まって何一つ希望が持てない
私のどんより感は、今はそのことなのかも知れない
でもね
今、インスタグラム見てたら、私のお気に入りの海外どらま「マダムセクレタリー」の、公私共にパートナーのお二人のラブラブな写真を見ていて、気持ちがほっこりしました
二人とも輝いていて、幸せな絶頂な感じ
素敵です
決して、悔しいとも悲しとも思わない
羨ましいですけれど、お似合いのお二人運命の人に会えて、仕事もプライベートもいつも一緒なんて、理想的な形です
何となく気が合うのも解るような気がする
ドラマの演技見てても、なんか2人は良い感じだったもの
わたしが、彼らの恋人関係を知ったのは、その後なのでね。けれど、息もぴったりだったかも理解できるし、私の千里眼もすごいなと(笑)
本当に生き生きしてて、素敵な2人
見ているだけで、私も幸せな気分になれるから
最後までお幸せに〜
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